A.ご回答内容

「介護福祉士」は、「社会福祉士及び介護福祉士法」に規定される国家資格であり、専門的知識及び技術をもって、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある方の心身の状況に応じた介護を行うとともに、本人又は介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とします。
　「介護福祉士」になるには、国家試験である「介護福祉士試験」に合格し、「介護福祉士登録簿」に所定の事項について登録を受ける必要があります。
　また、「介護福祉士試験」を受験するためには、一般的には介護福祉士養成施設に進学し、2年以上、介護福祉士として必要な知識や技能を習得することが必要となります。
　（他には、福祉系高校において、3年以上、介護福祉士として必要な知識や技能を習得する方法や、3年以上の実務経験と養成施設における半年間の実務者研修を受講する方法等により、受験資格を取得することが可能となっています。）
　なお、介護老人保健施設等の社会福祉士施設で介護職員として働くにあったては、当該資格は必須ではなく、施設での経験を踏まえ、キャリアアップの一環として当該資格を取得するといったことも可能となっています。