A.ご回答内容

「社会福祉士」は、「社会福祉士及び介護福祉士法」に規定される国家資格であり、専門的知識及び技術をもって、身体上若しくは精神上の障害があること又は環境上の理由により日常生活に支障のある方の相談に応じて、助言・指導・福祉サービスを提供するほか、医師等の保健医療サービスを提供する者等の連絡・調整等を行うことを業とします。
　「社会福祉士」になるには、国家試験である「社会福祉士国家試験」に合格し、「社会福祉士登録名簿」に所定の事項について登録を受ける必要があります。
　また、「社会福祉士国家試験」を受験するためには、一般的には福祉系4年制大学を卒業することが必要となります。
　（他には、福祉系の短期大学を卒業し、2年以上の実務経験を積んだ上で、半年間、社会福祉士短期養成施設において知識や技能を習得する方法や、4年以上、実務経験を積んだ上で、1年間、社会福祉士一般養成施設において知識や技能を習得する方法等により、受験資格を取得することか可能となっています。）
　なお、介護老人保健施設等の社会福祉士施設で介護職員として働くにあったては、当該資格は必須ではなく、施設での経験を踏まえ、キャリアアップの一環として当該資格を取得するといったことも可能となっています。