A.ご回答内容
ASF(アフリカ豚熱)とは、ASFウイルスが豚やイノシシに感染することによる発熱や全身の出血性病変を特徴とする致死率の高い病気です。
有効なワクチンや治療法はなく、発生した場合の畜産業界への影響が甚大であることから、「家畜伝染病予防法」において家畜伝染病に指定され、患畜・疑似患畜の速やかな届出とと殺が義務付けられています。
これまで日本国内での発生は確認されておりませんが、アフリカでは常在的に、ロシア及びアジアでも発生が確認されているため、海外からの侵入に対する警戒が必要です。
なお、ASFは豚、いのししの病気であり、人に感染することはありません。